« ラジオをきいて | トップページ | 旅の列車を乗り換えて »

2011年4月15日 (金)

穏やかな春日和、相方と桜を愛でながら散歩する。桜が好き、蕾がピンクに色好きはじめると胸がおどる。

信夫が丘球場の桜並木を歩き始めると、膨らみ始め、三分咲き、五分咲き、満開、場所によってさまざまだ。

「春風の花を散らすと見る夢はさめても胸のさわぐなりけり」  西行法師の好きな詩だ。

咲くを待つときの心のときめきよりも、桜が散ってしまう頃がなぜかこころが騒ぐ・・・。

桜って不思議な花、一つの花は枝から花茎が出てひょろっと咲く繊細な花なのに、一本の木はわっと咲き華やかさ、艶やかさは見事、満開に咲き乱れる桜は、人々の心を捉えて放さない。やがて散るときがくるとハラハラと静かに散り始める。

「春風や散っても絵になる桜かな」  散り方が潔く見事だ。

厳寒を耐えて花開いたその桜の強さと健気さの姿を見るたびに胸が熱くなる。四季のある日本に生まれたことに深い喜びを感じる。

そして今年の桜は凄絶なまでに美しい。

救われた命と散って行った命を思うときに、それはいっそう <ひと春の命>を、そのせつなさを思ってしまいます。

「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」

老いの哀しみと人生のうつろいと、そして一つ命を、今年ほど考えたことはありません。

今年の春も、しずかに過ぎていきます。

F0047623_2363559

« ラジオをきいて | トップページ | 旅の列車を乗り換えて »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

日本人がこんなに桜cherryblossomに惹かれるのは、
人生と重ね合わせるからですかね・・・。
今年の桜はよりいっそう、何か感じさせてくれるものがあります。

うさぎさん
そうなんですね~。 cherryblossom 忘れられない春になりそうです。
  コメント有難うございます。( ̄○ ̄;)!

桜の散りゆく花、地面に落ちた花びらを見ていると、何時もの年とは違う「悲しい」何か「じ~ん」ときている自分に気がつきます。down
やはりひまわりさんがpcUPされていらっしゃる様に「散りゆく命」「助けられた命」の悲しみが、cherryblossom桜に重ねて見ているのでしょうね。
自分の「もやもや」がすっきりしたようですよ。気がつかせていただいて有難うございました。これからも宜しくお願いします。lovely

momoさん
そうなんですよね~(_´Д`)ノ~~。
ぱっshineと咲いて、散りゆく桜cherryblossomの潔さが、人生にたとえられ…
散る時の儚さが、見る人の心情を誘い、重ねてしまうんです…(u_u。)
自分が置かれた環境や運命に感謝しつつ、日々目いっぱい生きshine
heart01楽しいheart01ひとときを少しでも増やしたいと願っています
嬉しいnoteコメント有難うございます。ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1399083/39627091

この記事へのトラックバック一覧です: :

« ラジオをきいて | トップページ | 旅の列車を乗り換えて »

2015年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ