« こころほんわか  テレビみて 2 | トップページ | 散歩 »

2011年5月20日 (金)

俳優 児玉清さん逝く

映画俳優、児玉清さんは温厚、誠実、知的でダンディー。中高年なのにどうしてあんなに清潔感あふれて爽やかなのか?憧れのまなざしでテレビをみていた。詳しく「産経抄」で述べられている。

もう翻訳は待ちきれない。原書を買って読もう」。こんなかっこ良すぎるセリフも、児玉清さんなら許される。16日に、胃がんで77年の生涯を終えた二枚目俳優は、物心ついた頃から本を読まなかった日はないという、芸能界きっての読書家だった

▼母親の急死で、ドイツ文学の研究者への道をあきらめた。就職先を探していたら、偶然東宝映画ニューフェースに合格する。それから二十数年、40代半ばの児玉さんは俳優として大きな曲がり角にいた。台本を読んでからでないとテレビドラマに出演しない。そんな原則を守っていたら、依頼がほとんど来なくなった。 

▼鬱々とした気持ちを紛らせてくれたのも読書だった。とりわけお気に入りの英米ミステリーの翻訳を読み尽くしてしまい、仕方なく原書のハードカバーを入手する。ところが存外楽に読め、翻訳本より喜びが深いことに気づいたという。

▼以来、ひたすら面白い本を追い求め、人に魅力を語っているうちに、翻訳本の解説を書き、テレビの書評番組の司会を務めるようになった。平成16年からは、小紙にも海外ミステリーの書評を寄稿している。▼1回目に取り上げたのが、米国で発売されたばかりの『ダ・ヴィンチ・コード』だった。「予断を許さぬ激しい場面転換に読者の心は●(つか)まれたまま、ジェットコースターライドの切迫感で巻末へと放りこまれる」。日本でもブームに火が付いたのは、薦め上手の児玉さんの力が大きかったはずだ。

▼36年にわたり司会を務めてきたクイズ番組『アタック25』で、最近本に関する問題の正答率が低いことを憂えていた。本離れと電子書籍の普及という激震にあえぐ出版界は、偉大な応援団長を失った。

訃報を知り、本の書評番組を思い出し、家にあったミヒャエル・エンデ作、モモを一気に読んだ。人間が人間らしく生きる事を可能にする時間についてのお話でした。やっぱり本は素晴らしい!

本を読む度に本の数だけ人生を生きられると謙虚に語っていた俳優児玉清さん

回答の全てのマスを埋めて旅立ち、今頃最愛の娘さんと再会してるのだろうか?

憧れの人を失った寂寥感は大きいけれど、本を読む楽しさを忘れないようにしよう!

« こころほんわか  テレビみて 2 | トップページ | 散歩 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

訃報を聞いてびっくりしましたが、亡くなって初めて
改めてこういう方だったんだなぁと知りました。
俳優さんで、アタック25の司会者だという、
認識しかありませんでしたので。
物心ついてから、一日として欠かさなかったのが読書。
ほんとに読書の虫だったんですね。
私も学生だった時は、読書が趣味と言えるほど読んでいましたが、
社会人になってからというもの、ほとんど読書をしなくなってしまいました。
あれだけ読んでいたのに、まるで今は別人です。
ほかに興味をそそられることが多くなってきたのでしょうが、
ちょっと反省することがあります。
私も本を読む楽しさを忘れないようにしたいです。

 うさぎさん
児玉清さんの御子息は挨拶で「父はいつも不安がっていた」と語っていましたが、「人を幸せにする顔」の陰で勝ち負けを重ねて領域を広げていたんですね~。フランスのお洒落が好きだと語り颯爽とモデルで登場した知的なにこやかな顔の児玉さんが目に浮かんできます。本を読む楽しさ・・・忘れずにと・・・・。

昔読書家だった!と・・・・やっぱりそだったんだんですね~。
納得です。だってブログ簡単に書いてますよね!
いつもお邪魔しています。また楽しい情報教えて下さい。
コメント有難うございます。(o^-^o)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1399083/40057842

この記事へのトラックバック一覧です: 俳優 児玉清さん逝く:

« こころほんわか  テレビみて 2 | トップページ | 散歩 »

2015年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ