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2011年10月21日 (金)

「若狭炎上」  松崎博彦さん

     京都に暮らす松崎博彦さん、1986年つまり24年前チェルノブイリ原発の直後に作られた「若狭炎上」という曲・・・。原発のある若狭を憂えてつくったとか 早速お知らせいたします。4月頃から、話題になっているそうです。

          ものみなすべてが静まり返る 人々はみんな夢の中
          その時若狭に異変が起きる もうすぐ朝が来る午前四時
          原子炉が破裂しはじめている 冷却水も跳ね返される
          燃料棒が溶け始めている たった20分間の出来事
          ようやく国や県に連絡される 野良では人が働き始める

          燃料棒が溶け始める 炉の中はガスが充満し
          その時人々は朝を迎える 人々が動き出す午前六時
          いつものように出勤する人 人々は何も知らない
          放射能が剥きだしている 発電所には警報が響く
          ペイズリー模様の雲が湧き立ち 子供たちは学校へ走り出す

          ついに水素ガスが爆発する 事故発生から4時間後
          対策本部が招集される 人々はまだ何も知らない
          総理大臣にも連絡されるが 何の事だか理解できない
          放射能雲がひろがってゆく ものみな全て動き出している
          無色透明の放射能に 人々はまだ気づいていない

          非常事態は発表されるが 事実は発表されていない
          ラジオやテレビも報道始める 事実は報道されていない
          子供は突然家に帰され 屋内退避とはしゃいでいる
          放射能粒子が降り始める 事故発生から5時間後
          交通は混乱し始めている 人々はまだ事実を知らない

          メルトダウンが始まっている もう誰にも止められない
          周囲道路も封鎖されている 事故発生から6時間
          東京名古屋大阪の街は いつもの通りの時が流れる
          周辺の人は避難を始める もう誰にも止められない
          あいまいな会見を繰り返しては 人の不安をあおるだけだった。

          破滅的な蒸気爆発が 人々はまだ事実を知らない
          激しく放射能が発生する 事故発生から8時間
          交通網は完全に封鎖 人たちはパニックとなり
          屋外へ飛び出す人が続出 行政は会議を続けるだけ
          長い会議の結果といえば ヨウ素剤を配ることだった

          黒い雨が降りしきる町は 戒厳令で静まり返る
          狂ったように吠え続ける犬 静かな町に響き渡る
          手を尽くしようのない惨状の中で 人たちは危険を感じながらも
          すべての人たちは自分を守る 生き続けようと争い始める
          放射能が人の体を 人の心まで縛り始める

          自衛隊と機動隊が行く 彼らに何ができるのだろう
          吹き出し続ける放射能は今も 廃墟の町に降り続ける
          大臣たちが悩み続けても 彼らに何ができるのだろう
          あなたたちが少しでも早く このことに気づいていれば
          もっともっと生きられたのに もっともっと生きられたのに

          優しい人の住む町だった 冷たい風の吹く貧しい町だった
          美しい山と谷間の村だった 今はどうにもならないけれど
          きれいな道路が町に敷かれて 発電所景気に潤った町
          つかの間の夢から覚めた人たちは 今頃何を考えているのか
          何のため町は栄えて 町の歴史は消えたのだろう

          こうなることは分かっていたのに
この詩をみて驚き、震える、。事故の時の状況も、今の現状も、ぴったり当てはまる。
災害の少ない福島と自慢してたのに・・・・。

原子力発電所に行っても、みても、知ろうとしなかった自分がいる。一番大切な事実を知らせようとしなかった国、人達もいる。長い長い暗いトンネルだ。これから戦い続けねばならない。孫のために・・・・。

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コメント

すごいです 怖いです
いつもは あっけらかんと 「どうせ私 賞味期限過ぎてるんだから いいんだ~」 なんて
無関心? で 生活してますが、 現実は 実に腹だたしいです!!
微少ながら 放射能のついた毒物 を食べてるんだものね (地元産を食べてますもので)

こういう情報(曲)を 私には入手出来ないよ。
いつもいろいろ教えてくれて ありがとう

和ちゃん
午前中が地域のお祭りでお手伝い、pm1時孫のバレエ(芸術祭)をみて、買い物(夕食の準備)
隣席に座っていた人の話では森合小は120人も県外脱出してるそうです。また帰る途中で山車(お祭り)を見かけましたが子供は一人も参加してませんでした。
でも部活平気でやってることもあるし、ほんとに何が何だかわかりません!
ただ慣れてしまうことことだけは危険!と言い聞かせています。

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