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2012年12月 8日 (土)

半能 観世流 「船弁慶」  伊達市にて

Photo
伊達市で初めて能公演が催される。仲間7人で、ワクワクしながらみる。

能の鑑賞をわかりやすく、説明してくださり、能管(笛)、小鼓、大鼓、太鼓もやさしく、使い方を教えていただきました。なるほどと感心しながら、楽しい いい時間でした。

能の囃子は、常に序破急の流れを持ち、互いに主張し合いながら奏される緊張感あふれる囃子です。

演能に先立つ申し合わせ(打合せ・音合せ)は原則として一回しか行わず、まさに一期一会の芸能です

能管 内径の一部にノドと呼ばれる薄い竹筒がはめ込まれた二重構造になっています。、これによりヒシギという最高音が出やすくなるとも言われ、また何ともいえない不思議な音が奏でられ、非常にリズム感の強いものです。

小鼓

柔らかくて良い音を出すには適度な湿気が必要なため、革に息を吹きかけたり裏革に和紙を貼って唾液で濡らして調整するなど誠に微妙な楽器です。左手で調べ緒を締めたり緩めたりして種々の音を出します。革は馬皮、筒は桜材が多く用いられます。

大鼓

小鼓とは反対に乾燥が必要なため、二時間近く炭火で焙り極度に乾燥させた状態にして演奏します。それにより、音も小鼓とは正反対のカン高い音を発します。炭火で焙るため、革は消耗品で数度の使用にしか耐えません。革・筒の素材は小鼓と同じです。

太鼓

打つ方の表革の中央に直径数センチの丸いバチ革が貼ってあり、そこをバチで打ちますが、表革と裏革を調べ緒できつく締め上げてあるため、音を出すことにおいては最も安定した楽器といえます。革は牛皮、筒は欅やせんだんが使われます。

船弁慶は半能 という演出で、一番の山場の部分の上演です。舞台が全部大海原と思い、4人構成の音楽に導かれ、自分が入り込んでいきます。音の強さで波の大きさ、亡霊の強さなど、想像を膨らませ、自分の感覚でみせていただきました。あらすじは

海上に出ると、にわかに天気が変わり海が荒れ出し、西国で滅んだ平家一門が浮かび現れ、中でも平知盛の亡霊が義経に襲いかかり激しく戦います。刃物では勝ち目がないと悟った弁慶は数珠を揉み不動明王に祈ると、亡霊は次第に遠ざかって行き、海上には白波だけが残っているのでした。

素晴らしい時間でした。。充実感いっぱいで帰りました。有難うございます。

 


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趣味」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。お久ぶりです!
楽しい時間を過ごせているようで羨ましいです。
ひまわりさんのブログを見せていただくと、趣味をたくさん持っていることは生きている実感を持たせてくれることでいいことなんだと思います。私は器用なほうではないので、趣味もほとんどなく、仕事をしているときは特に、仕事中心の生活になってしまいます。゜゜(´□`。)°゜。だからストレスばかりたまってしまうんですよね。

みやちゃん

今日も寒かったですね~。
趣味だって、自分の思うようにはいかないんですよ。
諦めないで、続けていると、時々できることもあって、喜んでいるだけです。(笑)

器用じゃなくてもいいんです。やりたいことがあったら、何でも挑戦してみて、
合わなければ止めればいいわけで・・・・。(笑)
一生かけて、好きなことを探せるといいですね~。

伊達市でもこういった公演があるんですね~!
能は私はみたことがないのですが、奥の深い芸術なんだろうな、と思います。
充実した~!っていう時間を持てるっていうのは大切ですよね。
うちもなんやかんやで結構充実しているんだな、と、あとから思うことがあります。

ike様
ほんと、そう思います。
若さいっぱいで、充実してる毎日だと思います。
働く姿勢が、いいなあと感心もしてます。

仕事、遊び、大いに走って下さいな。
人生に無駄なんてなんにもありませんから  (笑)

(◎´∀`)ノこんにちは~

色々とお忙しそうですね。

能の舞台も色々と約束ごとが有り難しそうですね。

北医療センターで能公演されたとは知りませんでした。

地元会場では観られて良かったですね。

ピアノの発表会もさぞかし楽しかった事でしょうね。

ブログUPnotes楽しみにしておりますね。

momoさん

北医療センターにチラシがそっとおいてあったそうです。
相方が検診にいって、「こんなのあった」と持ってきてくれました。

小学校(福島)の生徒がチラシをもってきたそうです。
3日で200人を超え、そのあとは断り続けたのだそうです。
近くで鑑賞できるなんて、いいですね~。
ラッキーでした。
お立ち寄り有難うございます。

弟子がこちらのブログを拝見し、教えて頂きました。


ぶしつけなコメントを失礼します。
先の舞台をご覧頂き、ありがとうございました。

これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

宮内美樹 拝

宮内美樹様

有難うございます。コメントいただけるなんて、夢をみてるようです。

説明してくださったので、女性だとわかりましたが、

舞台衣装と能面を纏い登場、息をのんで見せていただきました。

なんて表現していいかわかりませんが、鍛えられた声に圧倒されました。

女性の能楽師がいらっしゃるなんて!驚いています。

 福島県においでのときは、是非、見せていただきます。
仲間の皆にも、自慢します。(笑)ありがとうございます

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